2014年5月6日火曜日

ハンドボールのステップについて - ギャロップステップ? -

ハンドボールの一線から離れて久しくなります。
大学2年の秋で一線を退きましたので、もう5年近く離れてしまいました。

ゴールデンウィーク、暇だったので、ハンドボール協会のホームページを見ていたところ、
レフリーハンドブックがあったので見てみました。
2014年版です。http://www.handball.jp/jha/kyogi_unei/referee_handbook2014.pdf

写真も大量に使ってあって、分かりやすさを意識しているのはわかりました。
が、そもそもこんなものが公開されているのを恥ずかしながら知りませんでした。

大学学生リーグで審判を務めたこともありますので、
当時は一通りのルールは知っていましたし、
ルールの解釈、運用にも自信がありました。

で、すらすらと流し読みをしていたのですが、
気になる記載がありました。

ステップに関する記載です。

ハンドボールのステップは0歩目というのがあるので、
実質的には4歩歩けます(0,1,2,3歩)。
この辺が一般の方にはなれないところでしょう。

で、空中でキャッチして着地した場合は0歩になるのです。
片足で着地した場合も0歩、両足で着地した場合も0歩という感じです。

この両足着地というのをハンドボール始めたころにそれなりに練習するわけですが、
それなりに経験を積んでからも、両足着地からの1対1を好むプレーヤーは結構います。
ちょっと前の宮崎選手も結構やってましたね。

なんで両足着地がいいかってあんまり合理的な理由はないのですが、
どっちにもいけるっつうか、スピードに自信のある選手は好む傾向がありましたね。

両足着地でよくあるミスは、両足着地にこだわるあまり、
パスキャッチしてからジャンプして(これが0歩目)、
両足着地するというものです。

少なくとも、僕の大学時代までの個人的解釈では、
0歩目以外の両足着地は2歩分の扱いでした。
つまり、0歩目のジャンプ、1歩目と2歩目の両足着地という感じです。

しかし、これ、どうやら間違っていたようです。。。
すごく恥ずかしい、、、
知らなかった、、、
レフリーハンドブックに明確に書いてあるのに・・・

http://www.handball.jp/jha/kyogi_unei/referee_handbook2014.pdf
ここの

 (2) ボールの扱い方に関する解説
  7 の 3
したがって、ステップの数え方を簡単に要約すると、足を床につけている状態でボールを受け取った(0 歩)場合には次のステップを使ったときが 1 歩となる。ジャンプして空中でボールを受け取った場合には着地した足が 0 歩で、次のステップを使ったときが 1 歩となる。その後は、片足ごとあるいは同時に着地した両足ごとに、2 歩、3 歩と数えていく。プレーヤーは 4 歩の足が床につく前までに、ボールを離さなければならない。



あれ?
同時に着地した両足ごとに????
マジ???

知らなかった。。。
つまり、これまで僕がオーバーステップと判断してきたものの中には、
ルール上はオーバーステップではないものがあったのかもしてない。。。

両足でピョンピョン飛び跳ねることは実際にはあまりありえませんが、
両足着地をミスった場合の0歩着地、1歩目両足着地という例は多々あると思いますね。。。
あと、両足ジャンプのシュートってのもあり得ますね。。。

また、NBAのレブロン・ジェームズがゴール前でよくやる、
いわゆるギャロップステップみたいなものは許容されるということですね、、、、
(バスケのルールは知りませんが。。。)

いやぁ、ちゃんと読まなきゃだめですね、、、
いつからこの記載だったのかなぁ。。。
まさか、高校の頃からなのかなあ。。。

ま、私自身のプレーとしては、
両足着地はほとんどしないので、自分のプレーとしては影響ないですね。
そもそも、両足着地は好きじゃないんですよ。
プレーの幅が縮まりますし、流れがスムーズじゃないのでね。

と、いうことで、みんなもレフリーハンドブックを読みましょう。