機械系のコーギーの日記: 豊洲市場

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2017年9月18日月曜日

続報44 最終回：豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？

　
　
　

昨年2016年10月3日よりスタートした豊洲市場の地下水位情報ですが、
一年を待たず、これまでの観測点での水位計測の終了が宣言されました。

豊洲市場の地下水位について（平成29年9月6日～）

従来の観測井戸をやめて揚水井戸化して機能強化したとのこと。
新たな観測井戸に変更すると発表している。
しかも、新たな井戸は21箇所から33箇所に増えてるけど、
平日1日2回の自動測定から、週3回の手動測定になるらしい。
意味が分からない。なんで人間の工数増やすの？バカなの？

これは当初設計時の地下水管理システムが不十分だったということで終了なの？

そこの設計検証は十分だったの？

なんでうやむやにして次のシステムに変えるの？

PDCA回す気あるの？

設計の妥当性確認としてのこの一年くらいの実測だったのだが、

そこでの総括をはっきりすべきでは？

これは設計の不適合なのでは？

違うのだったら、一年近くかけて地下水位が下がらなかったのはなぜなのか？

地下水位が下がっていないのか？

それとも、観測井戸自体に不具合があったのか？

笑ってしまいますね。
どういう技術評価をしているのか。
その技術評価に沿って、どのように投資評価をしているのか。
何も考えていないのでは？
もし考えているのであれば、
このような判断に至った技術評価内容を明示して頂きたいですね。
前からずっと言っていますが、
地下水位が下がらない要因は排水能力の不足だけではないはずです。
誤った要因に対して対策をいくら施しても、
何の解決にもなりません。
そもそも、観測終了日の2017年9月11日にて
2.5m以上だった観測点は13/21箇所、
3.0m以上だった観測点は6/21箇所だったにも関わらず、
新たに選定した観測点では、観測開始日の2017年9月6日にて
2.5m以上だった観測点は6/33箇所、
3.0m以上だった観測点は3/33箇所となっています。
せっかく観測点を増やしたのに、
これまで問題となっていた地下水位が高い箇所の観測はしないのですかね？
その選定基準が気になるところです。

観測点を変更して、
形式上で地下水位を下げてもしょうがないのです。
本来の目的を見失っていませんか？

言いたいことは尽きませんが、
今後の新しい観測点で様子をうかがっていこうと思います。

最後に、地下水管理システムを稼働すれば地下水位はすぐに下がる、
と仰っていた方はたくさんいましたが、
結果として、当初の地下水観測点において、
設計目標の2.0m～1.8mに達したのは、
21箇所のうち1箇所だけでした。
これは紛れもない事実であり、
これを踏まえて、PDCAを回してほしいものです。

2017年9月10日日曜日

続報43 ：豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？

　
　
　
　
　
　

今週は週の半ばに雨があり、全体的に水位は上昇傾向でした。
最も地下水位の低いNo.7-6の地下水位が上昇傾向であり、
気になるところす。
また、No.6-7は急激な水位低下を示しています。
排水ポンプのメンテナンス等を行ったのでしょうか。
ここ1週間で0.4m程度低下しており、
これが6街区及び全体の地下水位を押し下げています。

先日、小池知事が豊洲市場を訪れ、
風評被害を払拭すべく頑張る旨発言したようです。
ちゃんちゃらおかしいですね。
自ら問題を起こしておいて、自ら解決したように見せる。
マッチポンプもいいところです。
小池知事にはプロジェクトチームの任命責任はもちろん、
豊洲市場の一連の騒動における損害を明示し、
その責任を負って頂きたいところです。
都民ファーストの皆様においては、
その責任を厳しく追及頂きたいところですが、
そんなことできそうにありませんね。
発言すら規制される始末ですからね。

責任をとるのは都民の皆様になりそうですね、
税金という形で。

2017年9月2日土曜日

続報42 ：豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？

　
　
　
　

　

今週は週の後半に雨が降りました。
ただ、地下水位は少し低下したようです。

夏の長雨も終わり、9月はどのような天候になるでしょうか。
昨年の10月からウォッチしてきましたが、
地下水管理システム稼働1年しても、
設計上の地下水位2.0mには程遠い状況ですね。
このあたりについて、そろそろまじめに説明してほしいものです。
目指しているけど達成できていないのか、
理由があって目指していないのか、
明確に説明してほしいですね。

2017年8月26日土曜日

続報41 ：豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？

　
　
　
　
　
今週は長く続いた雨がついに止んだのですが、
多くの地点で地下水位上昇となりました。
観測点No.7-6においても、なぜか地下水位上昇となっており、
またも2.0mを超えています。
何が起きているんでしょうね。

地下水位低下を目指しているわけでもなく、
地下水位維持をしているわけでもない、
そんな状況に見えます。
いったい、どういうコントロールをしているのか、
コントロールできていないのか、
コントロールする気がないのか、
そのあたりをはっきりさせてほしいものですね。

2017年8月19日土曜日

続報40 ：豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？

　
　
　
　
　
今週は多くの観測点で水位が上昇しています。
しかも、かなりの急上昇となった観測点が多々あります。
最も水位の低いNo.7-6でも、今週は約0.2mの水位上昇です。

たしかに、今週は8/15に過去最大級の降水を記録したほか、
今年8月の長雨に象徴されるように、降雨が続いています。
下記のグラフに示すように、7日間通算降雨量は過去最高です。

　
　
　
　
　
日々の降雨量の推移も重要ですが、
一定期間の降雨量の合計量も重要な情報となります。
排水ポンプの排水能力は基本的に一定のため、
短期間にドンと降水があると地下水位に影響が大きくなります。
今年は梅雨の時期にあまり雨が降りませんでしたが、
8月になって降水がおおいですね。。。

一方で、No.5-1のように、ほぼ変動のないところもあります。
場所によって降雨の影響を受けやすさに違いがあるのでしょう。

今回急上昇した地下水位が元の水準に戻るまで、
どれくらいの期間を要するか、注目していきましょう。

2017年8月11日金曜日

続報39 ：豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？

　
　
　
　
　
今週は総じて水位上昇となったようです。
先週の方が降水量自体は多かったのですが、
どういうことでしょうかね。
降水が地下水位に影響が出るまでにタイムラグがあるのか、
それとも、観測所と実際の豊洲の降水量に乖離があるのか、
よくわかりませんね。

さて、お盆休みに入りますが、
皆様、お体にお気をつけてお過ごしください。

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2017年9月18日月曜日

続報44 最終回 ： 豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？

2017年9月10日日曜日

続報43 ： 豊洲市場の地下水管理システムを稼働しても水位が下がっていないのか？