ラベル FX の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル FX の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年1月7日月曜日

2018年 FX投資成績

2018/1/1~2018/12/31のFX投資成績の発表です。

◆成績概要
・総資産     4,077,139円
・追加入金    2,400,000円
・時価変動    -337,328円(期初比)

・獲得スワップ 248,108円
・決済損益    -285,463円
・合計損益          -37,355円


 
 
 
 
 
時価では、期初比で-33万円の下落となってしまいました。
今年はトルコリラが大幅下落する受難の年でした。
そのため、下落時にトルコリラを買い増して、反発した際に損出しを行った結果、またもや損が出る結果となり、今年も納税対象外ですw 
 
◆純資産(時価ベース)




トルコリラの急落時に、念のため、二回に分けて資金を追加投入しました。
一回目に80万円、二回目に160万円ぶち込みましたが、
最初から200万円くらい入れておけば手数料一回分要らなかったかもしれません。


それでは、各通貨について見ていきましょう。
主要取引通貨としている、南アフリカランドのZAR/JPY、トルコリラのTRY/JPY、そしてヘッジとして売っているカナダドルのCAD/TRYです。
それぞれ、為替レートと所持ロットの推移をまとめています。


◆南アフリカランド円


 
 
 
 
 
南アフリカランドは、年初の9.2円付近から下値は7.2円付近まで、約2円のレンジでした。結局、下落傾向が続きましたが、大幅下落時にそれなりに仕込んで、回復時に売るというトレードをした結果、ZARとしてはまずまずの結果になりました。
ただし、スワップポイントが低下している点がネックです。来年以降、投資の比率をどうコントロールするか、悩みどころです。


◆トルコリラ円


 
 
 
 
トルコリラにとってはひどい一年でした。エルドアン大統領関連、アメリカ人牧師関連など、多くのマイナス要素があり、年当初の30円近辺から下値は16円近辺まで、大きすぎる値幅でした。25円くらいまでは徐々にポジションを拡大していきましたが、そこからは怖くなったため一旦停止、追加の資金投入後はさらに買い増しました。底値付近からの反発局面では利益確定及び損出しの売りをしましたが、その後、思いのほか一本調子で回復してしまい、再買い入れのタイミングを逸しました。
今年はあまり大きな悪材料がなければよいのですが、世界景気低迷リスクのため、大きな上昇はないかもしれません。急落したタイミングで、少しずつ買いを入れていきたいと思います。
トルコリラのスワップは比較的堅調な水準を維持していますので、長い目で見ていきたいところです。



◆カナダドル円



こちらは売りから入っています。

カナダドルは、3月に大きな円高局面があり、その後は安定していたものの、10月には原油高に沿って円安局面を迎えました。12月は逆に原油安に沿って円高局面を迎え、ほぼ安値圏で年を終えました。
ポジションとしては、南アフリカランド買いとトルコリラ買いのヘッジとしての役割から、それぞれ売りを増やしています。ただし、年末の局面では、かなり円高が進んだことから、少し利益確定しています。



◆評価損益

 
 
 
 
  
以上の結果を反映した各通貨の評価損益です。
見た目から明らかですが、今年はトルコリラによる損失が大きい年でした。一時、-120万円くらいまで行きましたが、最終的には-60万円付近まで戻しました。トルコリラ単体では年間26万円ほどのスワップでしたので、今の水準が続けば、あと2年ちょいくらいは含み損です。


◆スワップポイントの状況

南アフリカランド +   57,364円
トルコリラ    + 264,822円
カナダドル        -    74,534円
その他      +   10,456円(豪ドルなど)
合計       + 248,108円

カナダドルのマイナススワップが拡大し、南アフリカランドのスワップが低下したことから、本来の南アフリカランド投資としてはマイナスの結果となりました。ただ、トルコリラのスワップは順調なため、結果として、24万円のプラスとなっています。なお、先述の通り、損出しを行っているため、今年も納税対象外です。


◆総評

今年はトルコリラに大きく左右された一年でした。トルコリラ下落に対するヘッジをどうしていくか、それが今年の課題となりそうです。もっとも、あまりいい策がないため、どっしり構えて、大幅下落の際に少し拾う程度の投資スタイルにしていこうかと思っています。2019年は米国の利上げがどうなるか、米中貿易戦争がどうなるか、そのあたりで為替も大きく動いてくると思いますので、慎重にやっていこうと思います。

2017年12月30日土曜日

2017年 FX投資成績

2017/1/1~2017/12/31のFX投資成績の発表です。

◆成績概要
・総資産     2,014,467円
・追加入金             0円
・時価変動    +69,958円(期初比)

・獲得スワップ 207,270円
・決済損益    -212,252円
・合計損益           -4,982円




 
最後、帳尻合わせで損出しを行い、
今年も利益は出ませんでしたw
ここ数年はずっと損出しばかりやっていますね。。。


◆純資産(時価ベース)

 
 

年初は約190万円からスタートし、5月頃に約220万円まで上昇しましたが、11月頃に約170万円まで下落、そこから一気に年末にかけて戻して、最終的には約200万円で終了しました。

それでは、各通貨について見ていきましょう。
主要取引通貨としている、南アフリカランドのZAR/JPY、トルコリラのTRY/JPY、そしてヘッジとして売っているカナダドルのCAD/TRYです。
それぞれ、為替レートと所持ロットの推移をまとめています。










 




◆南アフリカランド円
南アフリカランドは11月頃に7.8円くらいまで下落しましたが、その後、年末にかけて一気に上昇し、9.2円くらいになりました。
所持ロットについては、年初では260通貨単位ほど保有していましたが、3月ころまでの上昇局面で一部を利益確定(というか損出し)し、4月の下落局面では買い戻しました。
その後、大きなポジション変動はありませんでしたが、10月ころの下落局面では再度買い戻しました。
11月の大幅下落からの大幅上昇の局面では、下落局面でリスクをとって買い戻しすることができなかったため、その後の急上昇局面における機会損失となりました。
12月の急上昇局面では、あまりの急上昇で反動が怖かったため、大きく利益確定(ここでも損出し)しました。
来年の下落局面においては、買い戻しを入れていきたいと思います。





トルコリラ円です。トルコリラ円は、年初早々に一気に下落局面が訪れました。32.5円付近から、一気に29.5円付近まで下落することとなり、一気に含み損が膨らみました。その後は少し戻しましたが、9月ころに32円をつけた後、11月下旬ころにかけて28円をつけるところまで下落しました。その下落局面では大きくポジションを増やしました。トルコリラ円は政情不安から大きく動きがちなため、今後の投資については十分にカナダドルでヘッジをしたうえでやっていきたいところですが、トルコ特有の事情で下げることも多いため、ヘッジ効果が十分ではないところが問題点です。しばらくはこれくらいのポジションでキープして行きたいと思います。



◆カナダドル円
こちらは売りから入っています。
カナダドルは4月~6月にかけて円高局面でした。
この局面で売りポジションを減らして利益確定しました。
夏の上昇局面では、減らしたヘッジポジションを売り戻し、秋頃は為替変動に沿って、少しずつポジション調整しました。


これらの各通貨の変動の結果として、評価損益の推移は以下のようになりました。
完全な逆相関とはなっていませんが、南アフリカランド及びトルコリラの上昇局面ではカナダドルも上昇、下落局面でも同じような動きをすることで、まあまあのヘッジ効果が得られています。



 
 
 
◆総評
2017年は上下幅50万円程度となり、ヘッジしているにもかかわらず、変動が大きい点が課題と思います。純資産は年間では約7万円の上昇となりましたが、スワップ利益は年間20万円程度あるため、10万円を超える程度には純資産を増やしていきたいところです。
年終盤には、カナダドル円が南アフリカランドやトルコリラと独立して動く局面において、カナダドル円買いを入れて、同一通貨内でヘッジを行いました。その結果、わずかながらではありますが、もう少し安定性が改善できたかと思います。
2018年も安定運用を心掛けたいと思います。

2017年5月3日水曜日

FX投資成績(2016/1/1~2016/12/31)

2016/1/1~2016/12/31のFX投資成績の発表です。

◆成績概要
・総資産    1,943,585円
・追加入金     46,532円
・時価変動   +193,894円(期初比)
・獲得スワップ 175,434円
・決済損益    -311,719円

獲得スワップは175,434円でしたが、
いわゆる建替えによる損出しを積極的に行い、
決済損益は大幅なマイナスとなりました。
結果として、雑所得による申告範囲外です。

なお、追加入金は楽天銀行に眠っていた預金を
楽天FXに変更になったために手数料無しで
資金移動したものです。


まずは総資産(時価ベース)、証拠金、余剰金の変動です。












 
 

 
 

2016年は全体的に円安に進んだこともあり、
7月以降、時価ベースの総資産は回復しました。

証拠金、余剰金については、9月19日に大きな変動が見て取れます。
これは、従来使っていたFXCMジャパンから、楽天FXに完全移行したためです。
自分から進んで移行したわけではなく、
買収による自動的な移行です。不本意ながら。
証拠金の観点では、大幅に必要証拠金が減ったため、
余剰金に余裕が出ました。
この点だけはメリットでした。

次に、通算スワップの推移です。
ここでの通算スワップとは、FX取引開始以後の通算値であり、
建玉の決済による減少を含んでいません。










 

 
 
 

従来のFXCMジャパン時代では、
ZAR/JPYを1000通貨保有していると切り捨てず1円/日獲得していたのですが、
楽天FXになってからは完全に切り捨てになり、
水曜日に3日分獲得するときだけ反映されるという改悪になりました。
その結果、ZAR/JPYでの収益性は大幅に低下しました。
期間により何回か測定した結果、
移行後の南アフリカランド円の通貨保有数別の
概略獲得スワップは以下の通りです。










 
 
 
 

1000通貨単位では0.30-0.35円/(日・1000通貨あたり) 程度、
10000通貨単位以上でも0.65-0.70円/(日・1000通貨あたり) 程度であり、
これはただの改悪と評価せざるを得ません。

次に各通貨のレート推移と保有数です。
ここでは、主な投資対象の以下を紹介します。

買い通貨ペア
 南アフリカランド円 ZAR/JPY
 トルコリラ円 TRY/JPY
売り通貨ペア(ヘッジ対象)
 カナダドル円 CAD/JPY


全体として2016年は円安方向に進みましたが、
個別通貨では様相が異なります。

◆南アフリカランド円




 
 


南アフリカランド円は、6.5円付近まで下落しましたが、
6月末に底打ちし、その後は8.5円付近まで回復しました。
アメリカ大統領選以後は円安方向へ大きく動きました。
このように、値動きが激しいのが南アフリカランド円の特徴です。

値動きに合わせて、所持ロットを増やしていき、
上昇局面に合わせて、所持ロットを減らしていきました。
結果として、大きくポジションを減らしましたが、
これはレートによるものだけでは無く、
前述したスワップポイントの減少による投資戦略変更もあります。
値動きリスクの割にスワップポイントのリターンが減ったため、
投資をトルコリラ円に移しました。


◆トルコリラ円


 
 



トルコリラ円は、32円付近まで下落し、
その後の回復はあまりありませんでした。
この間、大きくポジションを増やしていきました。
ここまで下落すると予想していなかったため、
投資のタイミングが早すぎたかなと反省しています。
結果として、2016年はトルコリラ円では大幅な損失を計上してしまいました。
今後、スワップポイントで少しずつ稼いでいきたいですね。


◆カナダドル円


 

 





カナダドル円は、買いではなく、売りで入るヘッジ対象です。
2016年は75円近辺まで下落しましたが、
その後、一気に回復し、87円近辺まで戻しました。
その過程で、売りポジションを大きく増やしました。
また、トルコリラ円のポジション増加に伴い、
そのタイミングで売りポジションを機械的に増やしています。


◆総評
2016年は大幅に資産が回復しました。
2017年も4カ月経過し、この期間、更に資産が回復しています。
今後も、リバランスを慎重に行いながら、
安定した収益を上げていきたいと思います。
なお、2017年に関しても損出しを行って、
雑所得の範囲外に収めようと思います。

2016年7月19日火曜日

2016/7/19 TRY/JPY トルコリラ円 FX概況

こんにちは。

連休明けの日本市場ですが、
トルコの騒動を受けてどう反応するか、
というところでしたが、
特に大きな影響はありませんでした。

トヨタ自動車などはすぐに生産を再開したようですし、
これまでのところ、企業活動に大きな影響は出ていないようです。
もっとも、しばらくは混乱がいつ起こるか、
むしろ、政権の独走の方が怖い、
というところです・・・


さて、為替の動向です。
トルコリラ円の30分足です。














7/11以後、34.0円~34.5円近辺だったトルコリラ円ですが、
週末にかけてジリジリ円安方向に進み、
7/15日中には36.8円付近まで戻しました。

その後、週末のクーデターが判明すると、34.6円付近まで急落しました。
しかし、土日の間にはクーデターが終息したことから、
週明けには一気に1円近く戻しました。

現在は35.3円~36.0円の近傍で推移しており、
パニック的な動きは見えません。
しばらくはこの水準で推移することになるのでしょうか・・・



余談ですが、
市場ではソフトバンクのARM買収の方が話題になっており、
こちらの巨額ポンド買いが発生するか、
そちらも気になります・・・

2016年7月17日日曜日

2016/7/15 TRY/JPY トルコリラ円 FX概況

こんにちは。

今週末はトルコにとって衝撃的な一日になりました。
軍事クーデターが発生し、現時点で190名異常が死亡する大惨事になっています。
首謀者等の情報はまだ確定していませんが、
しばらくはトルコの混乱は続くかもしれません。

このクーデターは現地時間の金曜深夜だったため、
全てを織り込んだ為替ではないことに注意が必要です。
週明けの市場では大きな変動があるかもしれません。



まずは6月以降の推移です。














イギリスのEU離脱騒動の際に一気に下値をとり、
34円付近まで下がっています。
その後は34円付近を下値にして推移し、
日本の参議院選挙後は円安方向に動き、
36円後半まで回復していました。

しかしながら、先週金曜日に一気に下値を取りに行きました。
この理由は、言わずもがな、冒頭に書いたクーデターです。
来週も乱高下が予想されますし、さらに下値を目指す展開になるかもしれませんので、
しばらく注意が必要です。



次は2016年1月以降の推移です。














年初の40円~42円付近の水準からは大きく下げているのが分かります。
世界経済の見通しの悪さ、資源価格の低迷等が理由ですが、
しばらくは上昇が見通せないかもしれません。
さらに、クーデターという余計な要素まで出てきたため、
なかなか世界からの投資が入りにくくなったと思われます。



最後に2005年以降の長期推移です。


一時は100円を付けていたトルコリラですが、
リーマンショック後の暴落から立ち直ることができず、
更に下値を取りに行っている状況です。



来月にはどういう展開になっているかかなり不安なトルコリラですが、
まずは新たなポジションは建てず、
様子見したいと思います。


2016年7月16日土曜日

2016/7/15 ZAR/JPY 南アフリカランド円 FX概況

こんにちは。

トルコのクーデターという寝耳に水案件があり、
週明けの為替市場が怖い週末です。

クーデターのニュースは日本時間の土曜06:00頃に入ったニュースのため、
為替市場は完全には締まっていませんでしたが、
まだ全ては織り込めていないという状況です。

南アフリカランドも市場クローズにかけて円高方向に動いていましたが、
週明けはどうなることでしょうか。。。


では、まずは最近の南アフリカランドの動きから確認していきます。

6月以降では、6.8円~7.2円程度で推移していましたが、
イギリスのEU離脱ショック、いわゆるBREXIT騒動の際に
大きな下ヒゲを形成しています。

その後は乱高下があったものの、円安方向に動いており、
7.1円~7.4円くらいのレンジかなというところです。



次は2016年1月からのチャートです。

6.4円~7.8円くらいの広いレンジで推移しています。
底は打ったのかなぁ。。。というところですが、
まだまだ世界経済の行く末が見えないところですので、
何とも言えないところです。


最後に、2000年以降の長期推移を確認しておきましょう。


これを見れば明らかな通り、
南アフリカランドは歴史的に安い水準にあります。
しかし、だからと言ってこれが底という保証がないのが
新興国通貨の怖いところです。
リーマンショック時の7円近傍も大きく割り込んでいますので、
長期的な保有を考えれば、7円を切る水準であれば、
少額買いのスワップポイント狙いなら問題ないかもしれません。

では、次回はトルコリラについて確認したいと思います。